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12月15日（月）

19時すぎ、吹奏楽の練習に行くため「いってきます」と息子に声をかけると、「ん〜〜」と両手を伸ばしてきたのでギュッとする。

「母ちゃんに会えるの、明日の朝かなぁ」とつぶやき、「あと3分……」と離れがたそうにしている。

練習を終えて帰宅するとまだ寝室の電気がついていて、息子は夫に耳かきをしてもらっていた。大きなのが取れてみんなで笑い、そのまま一緒に布団に入った。

12月16日（火）

年末までの仕事のスケジュールが決まり、少し気持ちが落ち着いた。あとはやるだけだ。

12月17日（水）

寝坊した。

以前息子を泣かせてしまったことがあるので、つとめて穏やかに「寝坊しちゃった」と言ってみたけれど、やっぱり息子は少し泣いた。ごめんよ。

最小限の工数で準備を済ませ、車で送っていく。道が滑るかもしれないので、運転は慎重に。

無事に送り届けて家に着くと、自然に「おつかれ〜〜」と声が出た。

12月18日（木）

夫がいないので、吹奏楽の練習に息子を連れて行く。寒いし夜遅いので「帰ったらお風呂に直行だ！」と言っていたけれど、どうやらお湯張りの予約ができていなかったらしい。

「たまってなかった……」と全裸で立ちすくむ息子の姿に、なんだかとてもヘコむ。母ちゃんはあなたに、あったかいお風呂を用意してあげたかったのよ。

12月19日（金）

執筆をもりもりがんばる日。食事も適当になり、食べたくなったタイミングで、あるものを食べる。

昨日もらったパン、おやつにと買っておいたキャロットケーキ、カップラーメン。健康的とは言えない1日を過ごしたけれど、原稿は終わりが見えてホッとした。

12月20日（土）

忘年会をした。お酒の場ならではの楽しさがある。

12月21日（日）

ずっと練習してきた、クリスマスコンサートの本番。よく集中できて、とても楽しかった。

息子と2人、近所の居酒屋で打ち上げ。寝る時間が来るまで、M-1を見た。