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11月17日（月）

1週間がはじまったばかりだというのに、もう無理だ。最低限のことだけこなして、1日をやり過ごす。

11月18日（火）

床にこんもり山となっている洗濯物。ようやく手をつける気になって、少したたむ。全部やり切る前に就寝。小山が残っている。

11月19日（水）

今朝も登校の付き添い。地下道で同じクラスの女の子を見つけた息子は、「もう大丈夫！」と私に告げ、その子のもとへ駆け寄っていった。

帰宅するとまだ8:15で、思わず歓喜の声がもれる。やった、今日は少し余裕がある。カフェラテを飲んで一息つき、仕事へ向かった。

11月20日（木）

先生に教わって作った、麦わらの天使を車に飾る。ゆらゆらゆら。

少し邪魔かなあと思いつつ、この子が視界に入ると、ふっと心がゆるむ気がする。しばらくこのままいってみよう。

11月21日（金）

限界ギリギリで踏ん張っている日々だから、「無理をしない」という心持ちで過ごしていたら、案の定いろいろ指摘されてしまった。相手には私の事情など関係ないのだから、しかたない。

でも、せめて私だけは「よくがんばった」と認めてあげないとね。自分を責めない練習。

今夜から楽しい予定が続くはずだったけれど、息子が発熱。君も、限界だったか。

11月22日（土）

家族全員で病院へ。息子の熱は下がっており、インフルやコロナではなさそうだ。夫と私は予防接種を受けた。

昼も夜も夫がご飯を作ってくれたけれど、食べてもなんだか満たされない。心が回復するには、もう少し時間がかかりそうだ。

11月23日（日）

東京へ移動し、ひとりで文学フリマへ。会いたい人たちに会えて、とてもよかった。

家族との兼ね合いで、思いどおりに動けないことも多いけれど、足を運んで人に会うことは大切にしたいなと思う。

夜は、行きつけだったビストロで常連仲間と食事。東京にも、帰ってくる場所がある。